2016年4月30日土曜日

【4/30】 解答


【問題】

◆訪問介護について正しいものはどれか。3つ選べ。

1 食事介護は、身体介護として提供できる。

2 調理は、身体介護として提供できる。  

3 訪問介護計画の作成は、介護支援専門員である必要はない。

4 生活援助の介護報酬は、要介護度に応じて1月につき定額で算定される。

5 通所介護の時間帯を利用して、居宅の掃除を行うことはできない。





【解答】 1・3・5



1 〇

2 ×。調理は、身体介護ではなく生活援助で提供します。

3 〇

4 ×。生活援助の介護報酬は、サービス提供時間によって算定されます。

5 〇。訪問介護は安否確認の意味もあり、通所介護の時間帯は居宅の掃除等を行うことはできません。

2016年4月29日金曜日

【4/29】 解答


【問題】

◆フォーマルなサービスとインフォーマルなサービス(サポート)について適切なものはどれか。2つ選べ。

1 フォーマルなサービスとは、非営利のサービスのことをいう。

2 家族による介護は、インフォーマルなサービスの1つである。

3 インフォーマルなサービスは、利用者の情緒面での支援にも貢献できる。

4 介護支援サービス(ケアマネジメント)には、インフォーマルなサービスを含まない。

5 インフォーマルなサービスにより、要介護者の最低限のサービスが保障されなければならない。







【解答】 2・3

1 ×。フォーマルなサービスとは公的なサービスをいいます。非営利なサービスには、NPO法人やボランティアなどの活動も含まれるので誤り。また、家族介護も非営利サービスです。

2 ○

3 ○

4 ×。インフォーマルなサービスも含みます。利用者本位の仕組みを作るため、要介護者等自身がサービスを選択することを基本として、保健、医療、福祉、住宅の各種公的サービスだけでなく、ボランティアや近隣の支援とも調整し、在宅支援を支えていくシステムが介護支援サービスである。

5 ×。インフォーマルではなく、フォーマルなサービスにより、最低限のサービスが保障される必要があります。

2016年4月28日木曜日

【4/28】 解答


【問題】

◆介護老人福祉施設について適切なものはどれか。2つ選べ。

1 介護老人福祉施設とは、老人福祉法に基づく特別養護老人ホーム、ケアハウスである。

2 第2号被保険者も入所対象者となる。

3 機能訓練・医学的管理・療養上の世話を行う。

4 施設サービスなので、画一的な援助を行う。

5 都道府県知事が指定する介護保険施設である。






【解答】 2・5

1 ×。介護老人福祉施設とは、老人福祉法に基づく特別養護老人ホームです。ケアハウスは介護老人福祉施設ではありません。

2 ○。入所条件は、第1号被保険者か第2号被保険者かではなく、原則、要介護者3以上となっています。

3 ×。医学的管理ではなく、健康管理です。

4 ×。画一的な援助ではなく、個別援助を行います。

5 ○

2016年4月27日水曜日

【4/27】 解答


【問題】

◆次の記述のうち適切なものはどれか。2つ選べ。

1 下肢の筋力が低下している人には、補高便座の利用を検討する。

2 起居動作において、介助の必要な人にギャッチベッドは有効ではない。

3 都道府県知事は、区分支給限度基準額を設定する。

4 厚生労働大臣は、住宅改修の種類ごとに通常要する費用を勘案し、支給限度基準額を定める。

5 身体機能を補完する用具は、福祉用具購入費に含まれない。







【解答】 1・4

1 ○。下肢の筋力低下に伴い、通常の高さの便器では立ち上がりやしゃがむことが困難になります。そこで通常の便座よりも便座高が高い「補高便座」や「立ち上がり補助便座」を用いると立ち座りが楽になります。

2 ×。ギャッチベッドは、起居動作において有効です。

3 ×。国(厚生労働大臣)が定める。介護保険制度の基本的枠組みの設定の一つです。

4 ○

5 ×。特定福祉用具の中にも、身体機能を補完するための福祉用具が入っています。例えば、腰掛け便座や浴槽内いすなど。あるいは浴槽用手すりなどです。

2016年4月26日火曜日

【4/26】 解答


【問題】

◆短期入所介護について適切なものはどれか。2つ選べ。

1 指定介護老人福祉施設でも実施される。

2 施設サービスの1つとして位置づけられる。

3 施設入所者と同様のプログラムで援助する。

4 家族の旅行などの場合でも利用できる。

5 要支援者は利用できない。





【解答】 1・4

1 ○。介護老人福祉施設では、短期入所生活介護を提供できる。

2 ×。居宅サービスの一つです。

3 ×。短期間の利用の後に自宅に戻るので、施設入所者とは異なる。

4 ○

5 ×。要支援者も、介護予防短期生活介護・介護予防短期入所療養介護を利用できる。

2016年4月25日月曜日

【4/25】 解答


【問題】

◆次の記述のうち正しいものはどれか。3つ選べ。

1 介護支援專門員は、居宅サービス計画がどの程度適切に実施されたかの確認を行う。

2 介護支援サービス(ケアマネジメント)はチームアプローチであり、多職種、多機関が連携して進めていく。

3 介護支援専門員は、居宅サービス事業者に対して必要に応じてサービス内容を修正するよう働きかける。

4 課題分析(アセスメント)は、全国一律の方法で行う。

5 作成された居宅サービス計画は、最終的に要介護者等と都道府県の承諾を得る必要がある。





【解答】 1・2・3

1 ○

2 ○

3 ○

4 ×。介護認定後の課題分析に関するものであることに注意しましょう。「課題分析票に含まれる項目は、要介護者等の特性によって重み付けが違ったものになる」ので、課題分析も一律のものではありません。

5 ×。都道府県の承諾は必要ありません。要介護者又はその家族の承諾を得る必要があります。

2016年4月24日日曜日

【4/24】 解答


【問題】

◆入浴について適切なものはどれか。2つ選べ。

1 入浴により血流量が増大すると、腎臓での尿の生成が促される。

2 訪問入浴介護が介護給付として法定されてないのは、危険が多い為である。

3 高齢者は血管腔が狭くなっているため、入浴後の水分補給は控える。

4 半身浴では、下半身への静水圧により心臓への還流量が減る。

5 温熱作用により、筋肉の働きを容易にする効果がある。






【解答】 1・5

1 ○

2 ×。訪問入浴介護は、介護給付の対象です。

3 ×。入浴後には水分補給が必要です。

4 ×。心臓への環流量が減るのではなく、増加します。

5 ○