2015年12月30日水曜日

【12/30】 解答


【問題】

◆居宅介護支援事業所に、病院の医療ソーシャルワーカーから「近日中に退院する高齢者がいる。本人に頼まれたのでお願いしたい。」と居宅介護支援の依頼が入った。高齢者は要介護2であり、本人は在宅での生活を希望しているが、家族は自宅への受け入れに消極的である。事業所の対応として、より適切なものはどれか。3つ選べ。

1 自宅療養が可能であることを、病院から家族に説明してもらうよう依頼した。

2 自宅での療養上の注意事項について聞くため、医師に面談を申し入れた。

3 本人と家族の意向が異なるので依頼は受けられないと回答した。

4 家族と面談し、直ちに老人ホームへの入所申請を行うよう強く勧めた。

5 本人及び家族と十分話し合い、当面、シヨートステイの計画的な利用を提案した。





【解答】 1・2・5

1 ○。病院は、治療の必要がなくなった場合には、退院を指示する必要があるので、自宅療養が可能であることを、病院から家族に説明してもらうよう依頼したことは適切です。

2 ○

3 ×。居宅介護支援には、調整的役割も求められます。

4 ×。家族だけと面談して、老人ホームへの入所申請を行うよう勧めることは不適切です。

5 ○。本人及び家族と十分話し合い、当面、ショートステイの計画的な利用を提案したことは適切です。

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