【問題】
◆次の記述のうち適切なものはどれか。3つ選べ。
1 日常生活動作(ADL)の援助は、残存能力を活用して行う。
2 長期臥床後の座位訓練では、起立性低血圧を起こさない。
3 他動的訓練は、意識レベルの低下した患者に行う。
4 筋力増強訓練では、誤用症候群に注意する。
5 着替えは、手段的日常生活動作(IADL)の1つである。
【解答】 1・3・4
1 ○。
2 ×。長期臥床後の座位訓練では、起立性低血圧を起こすことがあるので注意する。
3 ○。他動的訓練は、意識レベルの低い場合、自分で運動できない場合、 全身状態の問題で自分で運動を行ってはいけない場合などに行う。
4 ○。「誤用症候群」とは、不適切な運動や誤った装具の使用などによる、骨・関節・軟部組織の障害の総称。たとえば、誤った関節可動域訓練により、筋断裂を起こしたり、化骨性筋炎などの誤用症候群が起こることがある。
5 ×。着替えは、日常生活動作(ADL)の一つ。
0 件のコメント:
コメントを投稿