今日から、福祉サービスの知識等の問題です。
【問題】
◆ソーシャルワークの面接技術について、より適切なものはどれか。2つ選べ。
1 インテーク面接は、利用者と面接者との相談目的のために設定された面接であるため、原則として1回の面接で終わらせる。
2 クローズドクエスチョンは、利用者が混乱してしまって収拾つけ難いときなどに効果を発揮することがある。
3 利用者の情緒面の反応を確認することは、利用者を感情的にさせてしまうので、原則として行わない。
4 利用者の誤解を正したり、情報を提供したり、対人関係や環境整備についての助言や提案を行ったりすることも、必要な技術である。
5 インテーク面接の経過については、その後に状況が変化することもあるので、すぐに記録する必要はない。
【解答】 2・4
1 ×。インテーク面接であっても、必要がれば複数回行うこともある。
2 ○
3 ×。利用者の情緒面の反応を確認することと、利用者を感情的にさせてしまうこととは別のこと。クライエントは、事務的な特定のサービスの要請や手続きにとどまらず、現在直面している困難について、情緒的な側面を含め、願望や不満も含めて、自由に表現できる機会を与えられなくてはならない。
4 ○
5 ×。インテーク面接の経過については、逐次記録しておいてこそ、その後の状況の変化も捉えることができる。
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