2016年2月12日金曜日

【2/12】 解答


【問題】

◆成年後見制度について正しいものはどれか。2つ選べ。

1 成年後見人は、本人の居住用不動産の処分を含め、本人の財産に関する法律行為を家庭裁判所の許可なく本人に代わって行うことができる。

2 市町村長は、65歳以上の者の福祉を図るため特に必要があると認めるときは、後見開始等の審判を請求することができる。

3 成年被後見人による法律行為を、当該成年被後見人が自らこれを取り消すことはできない。

4 任意後見契約の委任者(本人)と任意後見受任者は、公正証書で任意後見契約を交わさなければならない。

5 任意後見制度では、家庭裁判所が、任意後見人の四親等内の親族の中から任意後見監督人を選任する。
















【解答】 2・4

1 ×。成年後見人は、原則として本人の財産に関する法律行為を家庭裁判所の許可なく本人に代わって行うことができるが、本人の居住用不動産の処分には家庭裁判所の許可を必要とする。

2 ○

3 ×。成年被後見人による法律行為を、当該成年被後見人が自らこれを取り消すことができる。

4 ○

5 ×。本人の親族等から任意後見監督人が選ばれることはない。任意後見監督人の仕事の内容から、弁護士、司法書士、社会福祉士、税理士等の専門職や法律、福祉に関わる法人などが選ばれることが多くなっている。

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