2016年2月22日月曜日

【2/22】 解答


【問題】

◆疾患に関する次の記述のうち適切なものはどれか。3つ選べ。

1 慢性硬膜下血腫は、血腫除去術の治療を行っても臨床症状の改善は期待できない。

2 インスリン治療中の糖尿患者では、食事が全くとれない場合でも、基礎分泌量に相当するインスリンが必要であるため、インスリン注射を自己判断で中止してはいけない。

3 脊髄小脳変性症は、安静時振戦、筋固縮、仮面様顔貌(がんぼう)などを主症状とする神経変性疾患である。

4 関節リウマチの特徴として、手の関節腫脹が左右対称であること、1時間以上続く朝のこわばりなどがあげられる。

5 適切な薬物療法等を行えば、がん患者におけるがん性疼痛や呼吸困難感などの症状は、在宅においても緩和可能である。
















【解答】 2・4・5

1 ×。放置すれば死亡する重大な病気ですが、手術により血腫を除去することで、後遺症なしに治癒するとされています。病前の運動機能を回復するために必要に応じて訓練を行います。

2 ○

3 ×。設問の文章は、パーキンソン病のものです。脊髄小脳変性症は、運動失調を主症状とする原因不明の神経変性疾患です。小脳性運動失調として、言葉のろれつが回らない、上肢運動が拙劣になる、動作時に上肢がふるえる、歩行がふらつき動揺するなどの症状があります。

4 ○

5 ○

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